東京音楽コンクール木管部門本選
21/8/31、東京音楽コンクール木管部門本選の伴奏として出演しました。
指揮:梅田俊明
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
榎かぐや
W.A.モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K314
保坂静伶奈
A.パスクッリ:ヴェルディの『シチリア島の夕べの祈り』の主題による大協奏曲
亀居優斗
W.A.モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K622
保崎佑
A.ジョリヴェ:ファゴット協奏曲
モーツァルトのオーボエ協奏曲しか乗り番がなかったのでリハ/ゲネプロはコンテスタントの皆さんの演奏を聴いたのですが大変素晴らしい演奏ばかりで感動しました。
現役の学生ながら自分のモーツァルトを確立してブレなかった榎さん、圧倒的な練習量を感じさせた保坂さん、音色と音楽に説得力があって時間をしっかり支配した亀居さん、良い音をしっかりと響かせた保崎さん、それぞれの良いところが全面に出て、本選といえどひとつのコンサート、満足度の高いステージを作り上げておられました。
木管楽器のコンクールは、自分の良い音を出すのが精一杯の人と、本当に音楽に必要な音を出すことに注力している人を聴き分けるのが一番の楽しみ。
昨日はそのあたりがそのまま順位になったかなという印象も受けます。順位なんてつけるものではないですが、音楽家としてより音楽を深く音楽を探求して、感じようとする人は優れた音楽家になる素質があるように思います。今日の方々は皆素晴らしかった。果たして自分は...
素晴らしい演奏ばかりだった木管部門本選、少しでしたが同じステージに立ててよかったなと心から嬉しく思いました。
本選に出場された皆さま、コンクールで課題を見つけられたすべての出場者の皆さま、お疲れさまでした、おめでとうございます🌹
神農
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